2018年12月7日
知的財産オープンカフェと銘打って、みんなと集まる機会を作ろうと考えてきたのですが、具体的にどうやってよいのかというのをずっとずっと考えていました。
先日、平成30年度の弁理士試験合格祝賀会を開催した際、あるOBの方から、
「先生、また先生の授業を聞きたいですよ。何かやって下さいよ。」
「え、何言ってるの?もうみんな弁理士なんだし、勉強は自分でやればいいじゃん。」
「いや、勉強はしなきゃいけないことはわかっているんですけど、仕事優先の日々だと、なかなかきっかけもないですよ。忘れていく一方ですよ。」
「いろんなオフィシャルな研修会があるじゃない?弁理士会でも研修、いっぱいやってるじゃん。」
「いや、それはわかってるんですけど、つまんないし、わからないんですよ。吉田先生ならすぱっとわかるように説明してくれるじゃないですか。」
「えー!そんな、合格したみんなに今更私が説明するって言ったって、みんな専門家になってるんだし、今さら偉そうにやれないよ。」
「いや、僕たち、一応、弁理士にはなりましたけど、いろんなことを吉田先生が説明してくれるって言うなら、先生の説明だったらほんとによくわかるということがわかっているので、ぜったい来ますよ。」
・・・・・
先日、もうだいぶ前の卒業生OGの方が、自分でダイビングをして撮った写真が載っているカレンダーを持ってきて下さいました。
「どう、その後、法律もだいぶ変わったよね。ちゃんと追随している?」
「そうなんですよ、先生、合格後、特許法とか全然ちんぷんかんぷんです。」
「じゃ、勉強しなきゃ。」
「先生が教えて下さい。」
「えー!自分でやったらいいじゃない?」
「いや、もうそんな元気ないです。」
「弁理士会でいろんな研修会だって行われているじゃない。」
「私、登録してないので、わからないです。」
「あー、そうか。未登録だと弁理士会の研修を受ける機会はないんだ。」
「だから、その後のことを含めて私にわかるように全部教えて下さい。」
「全部か?なんだそりゃ!」
ほぼ同じ時期に同じような要望があって意外でしたが、合格後の皆さんも勉強する機会を望んでいるのかと思ったら、私でできることがあるような気がしてきました。
知的財産オープンカフェ 学びと親睦と飲み(?)の会
やっていこう。私もその後のみなさんに会いたい。
講師役は、時には私。時にはOB、時にはOG。
合格後、いろんな人がいろんな経験をしてきた中で、
仲間に伝えたいこと。伝えられること。
きっとたくさんある。
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